空き家管理
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こんなお悩みありませんか?
☑ 親から相続した家が長年空き家になっていて管理も行き届いていない
☑ いずれは解体するかもしれないが、今はまだ決められない
☑ 空き家が遠方にあるため、自分で管理するのが難しい
☑ 親が介護施設に入所することになったら、実家はどうなるのか心配
☑ 「特定空き家」に指定されるのではないかと不安がある

空き家をそのままにしておくと何が問題なの?

遠方にある実家を相続した場合や、親が介護施設に入居した場合など、誰も住まなくなった家をすぐに処分するのは難しいことです。ご家族にとっても、思い出の詰まった家を空き家のまま放置してしまうことが少なくありません。
しかし、空き家をそのまま保有し続けるには多くのコストがかかります。相続した家に住まなければ、相続税の軽減が受けられません。また、住むために古い家を解体したり、リフォームを行うには、かなりの費用がかかります。
空き家を放置すると、家が荒れてしまいます。劣化した状態で放置すると、近隣から苦情が寄せられることもあり、定期的に訪れて換気や植栽の手入れ、掃除を行う必要があります。遠方にある場合、頻繁に訪問するのは難しくなることもあります。
思い出のある家を手放すのは簡単な決断ではありませんが、しっかりと考えるために、将来的に住む可能性があるかどうかを家族で話し合うことをおすすめします。
想定されるリスク
倒壊のリスク | 手入れが行き届いていない物件は、建物自体が劣化してしまい、シロアリなどの害虫による被害を受けることがあります。また、建物が老朽化すると、倒壊のリスクも高まるため注意が必要です。 |
防犯面のリスク | 手入れが行き届いていない物件は、犯罪に悪用される危険性があります。不法侵入や盗難、放火などのリスクが高くなるため、注意が必要です。 |
衛生面のリスク | 庭木や雑草が手入れされずに伸び放題だと、害虫が発生したり、不快な臭いが広がることがあります。また、大きなゴミが不法に捨てられることもあり、衛生状態がさらに悪化してしまいます。 |
上記のようなリスクを避け、無駄な費用がかからないようにするためにも、不動産会社に管理依頼することを考えてみてはいかがでしょうか。
「特定空き家」とは?
「特定空き家」とは、空き家対策特別措置法に基づき、自治体が危険性や衛生面で問題があると認定した空き家のことです。行政が「特定空き家」と指定するには、次のような条件があります。
●倒壊の恐れがあり、保安上の危険がある
●衛生環境に著しく有害となるおそれがある
●長期間管理されず景観を損ねている
●周辺の生活環境に悪影響を及ぼしている
これらを満たす空き家に対しては、行政が所有者に対し、改善を求める助言や指導、勧告、命令などの措置を行います。それでも改善されない場合には、行政代執行で強制的に撤去され、かかった費用を所有者に請求することができます。
「特定空き家」に指定されるとどうなるの?
特定空き家に認定されると、土地の大きさによって異なりますが固定資産税が最大6倍になってしまいます。
また、指導があっても、所有者が特定空き家に対処しない場合は、行政が強制的に解体することができます
空き家管理を依頼するメリットとデメリット
メリット
特定空き家にならない | 定期的に管理することで、行政から「特定空き家」に指定されるのを防げます。特定空き家に認定されると固定資産税の優遇措置がなくなり、税負担が増える可能性があります。 |
現状が把握できる | 定期的な点検を行うことで、建物の劣化や破損、不法投棄などの問題を早期に発見できます。これにより、大きな修繕が必要になる前に対策を講じることが可能です。 |
デメリット
老朽化は止められない | 管理をしても、建物の老朽化自体を完全に防ぐことはできません。時間が経つにつれて劣化は進み、屋根や外壁、水回りなどの修繕が必要になることもあります。 |
お金がかかり続ける | 定期的な管理には、点検・清掃費用や修繕費などの維持費が発生します。長期間空き家のままにしていると、管理費が積み重なり、経済的な負担が大きくなる可能性があります。 |